「お化けなんて非科学的なもの、この世にいるわけがない」と言う人がいますが、そもそも「非科学的」とは、どういう意味なのでしょうか?
また、「科学的」とは、どういう意味なのでしょうか?
理科の教科書を見てみると、重力、植物の生態、光の反射と屈折、電池や電気回路などなど…様々な単語が出てきます。これらは、科学的な話題ですね。
一方、お化けなどの超常現象、オカルト、神の存在などは、非科学的なものとされています。
これらの違いは、一体なんなのか?
その答えは「観測」にあります。
「ニュートンが木から落ちたリンゴを見たことで、その存在を閃いた!」という逸話が有名な重力(万有引力)を例に考えてみましょう。
例えば、その場でジャンプしてみると、私たちは地面に落下します。これにより、重力が働き、私たちが地面に引き寄せられることを体感できます。
他にも、「ペンを空中で離すと地面に落下する」「木から離れたリンゴは地面に落下する」など、あなたが重力の存在を確認しようと思ったら、簡単に確認できます。
さらに、重力による物体の運動は、適当なボールを用意し、その落下運動をストップウォッチを使って測定できます。そのデータを集めると、重力の大きさを数式や数値で表現できることが分かります。
以上のように、重力の存在やその大きさは「観測・実験を通して、誰にでも確認することができる」わけです。
植物の生態、光の反射と屈折、電池や電気回路など、理科の教科書に書かれている内容も、設備や装置さえあれば、観測・実験を通して客観的に確認することが出来ます。
「科学的なもの」とは、このような観測や実験によって誰でも同じ方法で事実を確かめられる、再現性・客観性があるものを指します。
逆に、お化けに関しては「心霊スポットでお化けを見たことがあります」と言う人がいる一方、「お化けなんてみたことない」という人もいます。
要するに、お化けのことは観測できる人とそうでない人がいるわけです。
このように「主観や個人差が絡み、客観的に誰もが同じ結果を得られない現象」は「非科学的」に分類されます。
以上が、「科学的なもの」と「非科学的なもの」の違いです。
科学では、観測や実験による確かな事実を数値として記録し、共通の法則や仕組みを「数式」で表現します。
これが自然界の仕組みを誰もが理解・共有できる、科学のすばらしさなのです。
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